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一生の資産をわずか10年で(ハイリスクか?)

伊勢です、

これからの10年間で

================
投資を使いこなす世代
================

が今後、日本でも出てくると
予測しました。

理由は、2022年4月から
高校の授業で

「投資信託」

が組み込まれる事です。

詳しくは、前回のメールを
ご覧ください。

欧米人と、日本人の資産形成の違いが
明確にわかります。

自ら資産を築く新世代の未来:
http://ryuichiro-ise.net/blog/archives/213

すでに大人となった世代からすると

「学校で投資の勉強?」
「それより、学ぶべき事があるのでは?」

という疑問も多いかもしれません。

ですが、日本を除いた
欧米の先進国では投資や資産運用は
何十年も前から教育に組み込まれています。

例えば、このような事実を
あなたはご存知でしょうか?

================
月3万円を20年運用=3,000万円
================

計算が合わない、と思うでしょうか?

多くの人は、貯金と投資で
どのように資産が変動していくか、
その事実を知りません。

今回は、簡単な計算で
月3万円を20年間、、

・貯金のみで貯めた場合
・月1%で運用した場合(年利12%)

で比べてみます。

月1%というと、1ヶ月で
1万円が100円増えるような計算です。

リスクは小さいですし
月3万円なら、多くの人がトライできます。

まず、貯金の数字です。

「年36万円×20年=720万円」

20年で720万円という結果で
例えば、老後資金2000万円には
ちょっと、届かない数字になります。

では、次に投資で
月1%運用した場合です。

まず、1年目だけで計算すると
ざっくり、、

「年36万円×112%=40万3,200円」

1年間で、4万円の違いは
あまり魅力的に感じないかもしれません。

しかし、それを20年間続けると
とんでもない差が出ます。

月3万円の積み立てが、20年後
どれくらいになるかというと、、

================
2,967万6,771円
================

「え?」「うそだろ?」
と思うかもしれません。

しかし、月に1%増えるだけでも
時間が経つほど、大きな資産を築けます。

実は慌てなくても、資産運用をすれば
老後資金は月3万円でもカバーできます。

信じられない方は、以下のサイトで
いろんな運用の計算もできます。

利回り年12%、毎月3万円、20年で計算出ます:
http://www.am-one.co.jp/shisankeisei/simulation.html

例えば、こうした事実を
高校生の時点で知っていたら、、

人生全体の資産形成の仕方は
変わりそうでしょうか?

投資の授業で何を教えるか
わかりませんが、こうした知恵を

「知っているかどうか」

だけでも、人生観に
大きな違いが生まれるはずです。

これまで、多くの大人世代は
仕事選びでも

「収入が高いかどうか」

これが、ずっとトップに君臨し
働き方よりお金を選んできたと思います。

しかし、そうした基準も
投資ネイティブ世代では変わるかもしれません。

そして、そういう知恵を
大昔から教えてきたのが欧米です。

過去30年間、日本経済は

================
ほとんど成長していない
================

と言われてきましたし
実際に、株価も止まっていました。

一方で、アメリカやヨーロッパは
どんどん収入も、国のGDPも上がり続けてます。

欧米の先進国と国民が豊かになる一方、
日本は停止したまま、、

ずっと置き去りになっていました。

そのため、数年前には
イギリスの有名旅行サイトで

「ちょっと遠いけど
 安くて、最高のリゾートランキング」

では「東京」が1位になってました。

日本人は、東京の物価を「高い」と言いますが
世界から「格安」と思われてます。

だから、コロナが起こるまで
先進国に限らず、途上国と呼ばれた国からも
大勢の観光客が日本を訪れてました。

「日本まじ激安」だったわけです。

ちなみに日本人がヨーロッパに行くと
何もかも、全てが高く感じます。

例えば、アイスランドでは
ランチのうどん定食が5,000円でした。

「高い」というか、もう「異常」と思えて
思わずみんな店を飛び出しました笑

しかし、隣の店でも
そのまた隣の店も値段は同じでした。

こうした違いが生まれているのも
数年前までは

「教育の違いか?」
「ビジネスの発想力か?」

と、いろいろ模索してきました。

確かに、教育の違いもあるし
ビジネスの仕掛け方もあるでしょう。

しかし、それ以上に
大きな違いになっているのが

================
資産を運用しているか
================

ここの差が、とにかく
絶望的なほど、大きいです。

例えば、アメリカ人は

『年間収入の25%は
 投資によって生み出された収入』

になっています。

仮に、労働収入で30万円稼ぐ人は
投資で10万円を追加で得ている計算です。

一方、日本の場合は

労働収入:8
投資収入:1

というのが平均の割合です。

平均とは言いますが、そもそも
投資をしていない人の方が多いです。

一部の、投資の重要性に気づいた人が
全体の割合を上げてるとしても、、

ほぼ9割以上の人が
労働収入1本で、生活しています。

そして、この差は
特に、時間を経るほどに拡大します。

何より問題なのは、やはり老後の人生です。

日本人とアメリカ人の老後の収入額が
どれくらい違うか知っていますか?

これは、日本の金融庁がまとめた
老後世帯の収入データですが、、

================
日本人:320万円
アメリカ人:630万円
(イギリス、ドイツは450万円)
================

アメリカとは、ほぼ2倍の収入差が
老後では出てしまってます。

なぜ、ここまで差が出るかと言えば
日本人は「労働しか収入源がない」からです。

老後に、労働によって
稼げる額は、かなり限られます。

どう考えても、今の現役のうちのように
バリバリ働く事はできません。

働けなったら、働けない分だけ
収入はきびしい状態になります。

では、なぜアメリカ人は
老後の収入も高いままなのか?

「社会保障がしっかりしてるから」
では、ありません。

現状で言えば、アメリカより
日本が年金額の方が、まだ高いです。

理由は、アメリカ人は
資産運用から収入を得るからです。

運用によって得られる資金は

「安い時に買って
高い時に売った分のお金」

だけではありません。

いくつかの株式を持っているだけで
そこから数%の配当金も入ってきます。

仮に、月3万円を年間12%で運用し
20年で資産3,000万円を築いたとします。

その資産に対して、毎年
3%の配当金が出たらどうなるでしょう?

それだけで、90万円の固定収入です。

そもそも、貯金だけなら720万円だったのが
3,000万円に増えているのです。

2,300万円近い利益が出ていながら
追加で、配当金まで入ってくるのです。

金融の世界の仕組みがわかれば
「わずかでも投資した方が良い」と思います。

こうした金融リテラシーの違いが
はっきり出ているのが

================
日本の老後収入:320万円
アメリカの老後収入:630万円
================

という2倍近い差です。

ちなみに、現役世帯の収入では

日本:560万円
アメリカ:820万円

という違いになってますが
投資収入の有無も大きいはずです。

こうした事実に、日本政府も気づき
慌てて対策を立て始めたのです。

だから、、

「全国民に投資が必要だ」
「若くから将来のために、投資を」

と、授業に投資を組み込む決意を
あの判断の遅い政府が決定したんです。

前回も言いましたが、この判断の遅さは
あなたにも伝わっているでしょうか?

日本政府は世界一レベルで
判断が遅い事を、あなたもご存知だと思います。

あなたも日本の政治を見て

「もっと素早く対応しろ」
「動き、決定が遅すぎる」

と、いつも腹を
立てていたかもしれません。

その日本政府が「投資、まじ必要」
と言っているわけです。

つまり、政府よりも判断が遅れていたら
もう取り返しがつかないほど遅いです。

そんな遅れに遅れた投資の授業も
2022年には、スタートしてしまいます。

だから、できるだけ早く
学んでおいて方が良いと思っています。

仮想通貨に全額投資したり
ハイリスクな運用は正直、必要ないです。

なぜなら、月3万円を年12%でも
20年あれば3,000万円築ける事も見てきました。

日本人は、どうしても
不安を煽る報道の影響もあって

================
お金を急ぎすぎる
================

そういう傾向があります。

労働でしか収入を得ていないので

「いつか働けなくなる」
「いつか収入が途絶える」

そうした恐怖が、今すぐ
大金を稼ごうという思考に向かわせます。

しかし、投資によっても
収入を得る文化が入ると全てが変わります。

老後も働かなくても、収入が入り続ける人生は
多くの欧米人が実現している事です。

特別な才能や、資金が豊富だからではなく
彼らには知識とリテラシーがあります。

日本人が未来を変えているために
今、学ぶべきは

================
投資の知識、金融リテラシー
================

ここに、カギがあると思っています。

先日もお話しましたが
今、新たなプロジェクトを準備してます。

私の投資のメンターである
「塾長」から投資や金融経済を学ぶ内容です。

塾長の言葉をお借りすると

================
これから10年で、一生の資産を築く
================

そのための投資知識と
金融リテラシーを伝授するプロジェクトです。

2020年に、大暴落があった事は
あなたもご存知だと思います。

前回のリーマンショックが2009年。

だいたい10年単位で
経済の大波は動いていきます。

次の暴落までは
およそ10年あると予測すれば、、

この先の世界経済が
どうなっていくかもやんわり予想できます。

より詳しい未来予測が、日本と世界経済、
日本人に訪れる投資チャンスも解説します。

近日中に、先行公開予定なので
ぜひ楽しみにしていてください。

伊勢隆一郎

追伸:

今回のメールで、出てきたデータの多くは
金融庁の資料から引用しています。

もし、正確な事実情報を知りたい方は
以下の資料を見てみてください。

ざっくり、、

4ページ:日本人とアメリカ人の老後収入の差
13ページ:老後に必要な資金と、不足している金額
16ページ:日本とアメリカ家庭資産の年齢ごとの推移

などが見られます。

アメリカでは、40代で3,000万円以上も
資産を形成してるのが平均のようです。

ものすごい違い、ですよね。

メディアの「老後2000万円問題」も
実際の不測金額は、、

「1,500万円~3,000万円」

となっていますね。

メディアが、いかに事実よりも
認知や覚えやすさを優先してるかもわかります。

人生100年時代における資産形成(金融庁):
https://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/market_wg/siryou/20190412/03.pdf

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