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【雑感3】教えることの難しさ

伊勢です、

「極めて難しい」

と、思うことがあります。

それは、

「誰かに何かを教える事」

です。

教えていると、相手に対して、

「何回言えば、分かるの?」

「なぜ、こんなこともできないんだ?」

「少しは、自分で考えようよ、コラ」

と、ついつい思ってしまいます。

そんな私ですので、

教えるということについて
考えるのが人生の研究テーマになっています。

なので、今年も、デンマークやオランダで

公立の小中学校
シュタイナー教育の中高、
多重知性理論の幼稚園小学校

など、実際に現地の学校を見学し
先生や生徒と交流させてもらいました。

そんな中、

デンマークで、聞いて、とても心に
残った言葉があります。

デンマークの哲学者、思想家の
キルケゴールの言葉です。

お子さんがいる方や、部下がいる方、
経営者の方、、など

誰かに何かを伝える機会がある人なら
何か役に立つかもしれないと思うので
シェアします。

「人を導くということ」

についてです。

・・・・・・・・・

あなたが本当にある場所に、人を導くことを
成功させなければならないなら、

まず、すべきことは、

その人の「現在地」をきちんと確認することだ。

そして、それから、スタートすることだ。

これこそが、人を導くキモである。

それができない人が、誰かの力になれると
信じるなら、それは単なる妄想である。

なぜなら、人を助けるには、
助ける人以上に物事を
理解している必要があるのは、もちろんのこと、

それ以上に、

「その人がどこまで理解しているのか」

を正確に把握している必要があるからだ。

もし、私がそれを怠れば
私の深めた理解も知識も経験も
相手の訳には立たないない。

相手の現在地が分からないにも関わらず、
私が深めた理解を示すとすれば、、

それは私自身がうぬぼれていて、高慢なゆえ、
その人の力になるよりも、
賞賛されたいがための行動に他ならない。

しかし、全ての本当の支援は屈辱から始まる。

人を助ける者は、助けたい人に対して、
まず謙虚であるべきで、

人を助けるということは、
支配ではなく役立つ事であり、

高圧的にならず、我慢強くあるべきで、

人を助けるということは、人が間違えたり、
他の人が理解出来ることを理解できないことを
喜んで受け入れることである。

セーレン・キルケゴール「我が著作活動の視点」より

・・・・・・・・・

これを聞いたとき、
ぐうの音も出ない、という感想を
持ちました。

「現在地を知ることから始まる事」

全くもって、その通りだと思いました。

デンマークで、教育に従事する人は
一番最初に、この言葉を習い、

そして、全ての教育のベースは
この言葉にあるそうです。

その話を聞いたとき、

デンマークで見た、先生たちの決して
怒らない、寄り添う、幼稚園や
学校での風景が蘇り、

深く納得したのを覚えています。

私自身、忘れたくない言葉だったので
まとめさせてもらいました。

それでは、また、メールします。

伊勢隆一郎

・・・

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